マツダ、自動車ブランド信頼性ランキングで1位に
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コンシューマー・レポートが毎年発表する自動車信頼性調査で今年もマツダ、トヨタ、レクサスの三社がランキングのトップに位置付けた。
また今年はランキングが大幅に向上したビュイックとホンダがトップ5に加わった。
ビュイックは昨年の18位から4位と今年の変動の中で最大の増加を見せた。これはビュイック・アンコールが信頼性調査で高評価を得るなど同社の小型車のラインナップでこれまであった問題の多くが解決されたことが主な要因だ。
ホンダは12位から5位に浮上、着実な改善が見られたほかラインナップの一部が極めて高い評価を受けており、ミニバンのオデッセイとSUVのパスポートで見られる継続的な信頼性の問題を相殺する形となった。
今年のランキングでは下位3分の1にランクインしてきたメーカーが大きな改善を見せた。
シボレーはEVのボルトが、GMCは大型ピックアップトラックの2500が信頼性で平均以上の評価を受け順位を上昇させた。
BMW、ボルボ、ジープも一部の新型モデルの信頼性が向上したおかげでいくつか順位を上げた。
一方でブランドの信頼性で平均的な評価を受けてきたメーカーの多くは大きな飛躍を遂げることができなかった。
スバルはSUVのアセントの信頼性を改善させることができなかったが残りのラインナップは平均以上をつけた。
アウディはリニューアルされたSUVのQ3とQ8およびEVのe-tronが足を引っ張り、いずれも平均以下または平均よりずっと低い信頼性との評価を受けている。しかし他と比べ発売から時間が経っているA4とA5などは今年も高評価を受けておりセダンのA6も改善したことから順位に変動はなかった。
いくつかのメーカーは大きな落ち込みを見せた。
起亜はフォルテとソウルの2つのモデルに新しいCVTを導入したが重大な問題があることが判明。
フォードとリンカーンは新型SUVが大きな問題を抱えてデビューしたため大幅に順位を落とした。
フォードのSUVエクスプローラーは今年の調査で最も信頼性の低い車の一つに選ばれておりリニューアルされたエスケープも評価はそれほど良くはなかった。
リンカーンはアビエイターとコルセアでフォードと同じ問題に悩まされている。
この自動車信頼性年次調査はコンシューマー・レポートが会員から50万台以上のデータを収集し、そのデータから現在市販されている車のトラブルを抱える可能性を予測するものである。
自動車ブランド信頼性ランキングは各ブランドのラインナップの予測信頼性スコアの平均に基づいたものになっている。
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